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追加の訴訟と当事者参加と小沢一郎

2018年4月16日,休暇をとって上京し,いくつかの私用をこなした。そのうちの1つが,本件訴訟(平成26年(ワ)第29256号)の第一審勝訴の報告会に出席することだった。

報告会の後の懇親会で,篠原常一郎さんと同席した。篠原さんは元共産党の職員である。その話によると,福島原発事故のあと,ナノ銀除染に嵌まった小沢一郎さんから,板橋でナノ銀批判をしている共産党区議をどうにかかしてほしいと言われ,志位さんと小沢さんを引き合わせた。それで,松崎さんについては共産党として指導することになり,その顔合わせがきっかけとなって野党共闘の話が始まったとのことだった。

松崎さんが,阿部ホタル博士の一連のインチキ話を批判したとき,科学のことは科学者にまかせろなどと言って松崎さんに査問のようなことをし,あげくに松崎さんを共産党から除籍したのは,野党共闘に目がくらんだ共産党トップが小沢一郎の求めに基づいて指示した結果だということになる。

ところで,板橋ホタル館事件の人物相関図を当サイトに掲載したことについて,松崎さんが,むし企画の高久さんから,プライバシー侵害で提訴されている(29年(ワ)第11971号)。請求のうち,3番目の請求が人物相関図の公開に関するものである。高久氏が共産党員であることを広めたのがプライバシー侵害だというのが高久氏の主張である。ところが,高久さんが共産党員であることを最初にツイッターでつぶやいたのは私で,相関図自体は松崎さんが作ったものだが,当サイトで公開することを決めたのも私である。

私は,ナノ銀を批判したり,ホタル館の実態解明をしている松崎さんを応援していた。ところが,様子を見ていると,本来なら不正やインチキを追求することには熱心なはずの共産党がなぜか松崎さんの足を引っ張りはじめた。これはたいへん不可解な動きで,その理由が全くわからなかった。それで,誰か他の人が共産党の下部組織に顔がきくなりコネクションがあるなりしていて,党がそちらを応援しているのかと思っていた。そこに入ってきた情報が,板橋区からホタル館のメンテナンス業務を受託していたむし企画の高久氏が共産党員であるという情報だった。同じ共産党員なので,共産党が高久氏の方の味方についたのだと私は思った。だから,不可解な共産党の動きを説明するには,他に誰が党関係者であるかという情報を共有する必要があると考えたので,高久氏が共産党員であるという内容をつぶやいたり,ウェブサイトに掲載したりした。

私は,板橋区周辺のローカルな人間関係なり力関係なりで共産党の動きがイレギュラーになったと思っていて,まさか党首クラスがからんでいる話だとは夢にも思っていなかった。最近になって,「野党共闘のために当時は小沢さんの機嫌を損ねるわけにはいかず,小沢さんが入れ込んでいるナノ銀除染への批判が共産党内部から出ていることが邪魔だったのではないか」という話をきいて,時期的にみてそんなこともあるのかしらと思っていた。しかし,昨日聞いた話では,それすらも順番が逆で,まずナノ銀批判を目障りだと思ったのが小沢さんで,どうにかするために志位さんと膝詰め談判したことがきっかけで野党共闘が始まったととれる話だった。ナノ銀批判が野党共闘の生みの親だという話なわけで,私としては「嘘〜ん……」というリアクションしかできなかった。

さて,高久氏は,高久氏と特定できる状態で共産党員であることが書かれた人物相関図の公開がけしからんという理由を入れて提訴している。この提訴は,松崎さんの代理人弁護士に,当該ページの図を削除するように求めたが進展がないために起きた。そんな削除要求を松崎さんにしたって進展が無いのは当たり前で,図の公開は私の言論と表現の問題であって,松崎さんの権利とは関係がない。なお高久氏は私には削除要求を全く行っていない。しかし,未だに,私の権利だから3番目の請求について松崎さんは無関係だと裁判官が判断したという心証が十分に得られていないということだったので,報告会に行ったついでに,東京地裁に立ち寄って,独立当事者参加の申し出をしてきた。訴訟が始まって少し時間が経っているし,原告と被告の間で争われているのが私の権利であることは確かなのだが,所有権などではなく表現の自由の問題なので,参加が認められるかどうかは裁判官次第であり,なんとも言えない。

参加が認められなかった場合は改めて高久氏に対して別訴を提起するという手があるが,それにしても,原因を作ったのが小沢一郎だとは思っていなかったので,どうしてこうなった状態ではある。