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法律関係の参考書・文献など

 主に私の蔵書からの紹介なので、偏りがあるとは思いますが……読んでみて使えそうなものの紹介です。---apj


名誉毀損そのものについて

  • 「名誉毀損の法律実務」佃克彦著 弘文堂 4-335-35325-1
    読みやすい解説書。初心者でも読める。
  • 「情報化時代の名誉毀損・プライバシー侵害をめぐる法律と実務」 静岡県弁護士会編 ぎょうせい 4-324-06244-7
    大量の判例を収録し、番号を振って、それぞれについて検討。手っ取り早く過去にどんな判決が出たかを知るにはいいが、法律の本を読み慣れてないと十分活用できないかも。

訴訟、法律一般について

  • 「法的思考のすすめ」陶久利彦著 法律文化社 4-589-02622-8
    法律を使ってどういうルールで論理を組み立てるかについての入門書。
  • 「[新版]タテマエの法 ホンネの法」柴田光蔵著 日本評論社 4-535-51436-4
    法律と「世間」の距離や関係を考えるのに役立つ。予備知識は無くても楽しく読める。
  • 「リーガル・ネゴシエーション」加藤新太郎編 弘文堂 4-335-30122-7
    今回は、バックの団体がかなり教条主義的かもしれんので……。逆に、ネゴシエーションという概念をドコまで持っているか、測っておく必要があるかもしれない。そのための考える資料。
  • 「法廷傍聴へいこう[第三版]」井上 薫著 法学書院 4587032026
    裁判所へ傍聴に行くときのガイド。
  • 「民事訴訟書式体系」梶村太一・石田賢一編 青林書院 4-417-01296-2
    訴状、上申書、証拠関係の書式集。当サイトで掲載している書証を読むのに役立つ……かも。

教科書

  • 「憲法I 第三版」 野中・中村・高橋・高見著 有斐閣 4-641-12893-6
  • 「憲法II 第三版」 野中・中村・高橋・高見著 有斐閣 4-641-12894-4
    特にIの7章の自由権のところが基本。ただし、自由権を主張するのがいいかどうかは、後に書くように、全くの別問題である(でも知らないと考える手がかりもないし)。
  • 「ゼミナール民法入門 第三版」道垣内弘人著 日本経済新聞社 4532132916
    名誉毀損は、民法の710条あたりの不法行為(契約によらずに債権債務関係が発生する場合の1つ)になる。そもそも民法って?って場合は総則の所を読むとよい。大体これ1冊でわかるお得な本。ただ、不法行為はそんなにたくさんは出ていない。詳しく知りたい場合は、有斐閣叢書の「民法(7)」が、不法行為・不当利得・事務管理だけ書いてあって情報が多い。
  • 「民事訴訟法 第四版」上田徹一郎著 法学書院 4-587-03606-4
    手続きの細かいことを知りたいマニアックな人向け。電話帳ほどではないにしてもかなり分厚い。六法片手に線でも引きながらでないと読めない種類の本。