パーソナルツール
現在位置: 【New】令和2年(ワ)第194号(山形)

令和2年(ワ)第194号

ウルフアンドカンパニー(代表取締役 大竹誠一氏)との訴訟。

被告の株式会社ウルフアンドカンパニーが第二回口頭弁論を欠席し、反論の書面も出さなかったので結審した。判決は4月の予定。



【関連記事】

BuzzFeedJapanの取材に応じて、空間除菌目的で次亜塩素酸水の噴霧はすべきではない(人が居て吸入する可能性のあるような条件で消毒作用のあるものを噴霧してはいけない)という一般論を述べたところ、なぜか、株式会社ウルフアンドカンパニーの代表取締役の大竹誠一氏から、「貴殿がマスコミ各社に対し訂正の報道を行わないのであれば、貴殿を提訴します。」「貴殿が当社が添付資料やエビデンスを見て発言を撤回し、様々なメーカーがあり、ウルフアンドカンパニーが販売する製品は安全だと認めれば訴訟の提起を取り下げることも考えます。」などと書かれたメールが送信されてきた。科学の面から検討した結果、大竹氏の要望には全く沿えないという結論になったので、訴訟の準備をしつつ、大竹氏からのメールを全文引用してウェブサイトで批判していたところ、メールの全文引用が著作権法違反だという理由で、大竹氏に提訴された。

そこで、私も、当初大竹氏が要求してきた、取材記事での発言の撤回やウルフアンドカンパニーの商品を安全だと表明する、といったことをする義務が無いことを確認する訴えを起こした。この訴訟は、大竹氏が複数の専門家に対して、訴訟をもって行わせようとしたことそのものについて争う機会を設けたものである。同時に、訴訟予告で手間がかかった分の賠償も求めた。

大竹氏の訴訟予告に完全に沿った訴訟提起であり、大竹氏が当初予定していた提訴で主張する内容を出すだけで反論になるはずだったにも関わらず、大竹氏は、認否のみの答弁書は出したが反論の準備書面を出さず、期日にも裁判所に来なかった。

この書面の提出状況を考慮すると、2020年6月頃に行われた大竹氏による訴訟予告は、口先だけのもので、大竹氏は実際に訴訟の準備など何もできておらず、法的に専門家に意見表明を強制させるつもりがそもそも無かったと判断せざるをえない。訴える計画が何も無いのに他人に向かって気軽に訴えてやると言いまくるのは、はた迷惑にも程がある。