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中西氏を応援する方法

本件訴訟は2007年3月に第一審判決が言い渡され、既に確定しています。このページは、ネット上の表現を巡る紛争の記録として、そのままの形で残しているものです。

ウェブで情報発信

 既に述べたように、本件訴訟は、そもそも名誉毀損を構成していないのではないかとか、ウェブで対抗言論で対応すればいいのに裁判所に話を持っていったのではないかとか、様々な問題を含んでいる。さらに、原告は、訴えたこと自体をアピールしたかったらしく、プレスリリースを発表している。このような動きに対抗するには、一人でも多くの人が、こういう訴訟に「No!」という声を上げていく必用がある。

 既にウェブで情報発信している方々には、この話題をご自身のサイトで取り上げて、意見表明していただければと思う。濫訴は良くないという世論を作ることが、中西氏を応援することになるし、同時に、この先の私達自身のネット上での言論と表現の自由を守ることにもなる。

 なお、ネット上で意見表明を行ったら、ぜひメールでご一報ください。当サイトからリンクさせていただきます。

注意事項

 既に述べたように、民事訴訟をどう決着させるかは、当事者にゆだねられているということを忘れてはならない。応援する立場としては、中西氏が比較的楽に勝訴判決を手にしてくれるに越したことはないが、条件次第では和解という選択肢もあり得る。ある意味気楽に応援しよう。訴訟の決着がどうであっても、濫訴にはNo!という声がネットから出てくること、世論が形成されること自体には意味があるのだから。応援する側がエキサイトし過ぎて、何が何でも訴訟続行というプレッシャーになってしまっては、ちょっとまずいってことを、心の片隅に留めておこう。

カンパ

 現在企画中である。

※カンパについては、実のところ私達も少し慎重になっている。まず、中西氏自身についていうと、全ての収入は研究所を通しているためカンパを中西氏自身が直接受け入れる手段がない。さらに、多数の研究費申請を審査する立場であるから、たとえ金額が少なくても、審査を受ける側の人からカンパされて、うっかり受け取ってしまうと非常にまずい。
 カンパを直接受け取る手段がないのは、事務局をやっている天羽も同様である(誰の名義でもない口座を作れない)。直接受け取ると収入として届けなければならなくなって、税金その他でややこしいことになる。
 こういう事情があるので、 会計担当として誰か弁護士に入ってもらい、ネット評論と濫訴を考える会に直接カンパを受け入れる方向で調整する予定である。訴訟費用の補助という形にはできないが、本件訴訟が濫訴であるということを宣伝するために使ったり、中西氏を呼んで講演会などを開いたりするときの補助に使うといったことを考えている。