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記事番号: | 1923 |
タイトル: | Re: 片棒というほどでは? |
名前: | zorori |
投稿日時: | 2007/04/11(Wed) 17:28:53 |
URL: | 未入力 |
気象現象は複雑なので、あまりにも断定的な事をいう人よりも日和見の方がまだマシかもしれません。中西さんは逆の見方を知るという意味で槌田本を勧めているだけで、正しいとは言ってませんね。中西さんも当然間違うことはあると思いますけど、槌田説に関しては態度保留に過ぎないのでは。 ついでに、この掲示板ではなく、hechikoさんのブログにコメントすべき内容だとは思いますが、またトンデモと言われるのも気分が悪いので、ここに書かせてください。不適当なら削除願います。 温度原因説が間違いである理由をhechikoさんは次のように説明しています。 「槌田説の根拠であるキーリングのグラフのco2濃度は観測データから、工業由来のco2の推定値を差し引いたものである。工業由来のco2を除いた短期的な微小変化が気温変化に遅れて追随しているだけで、圧倒的量を占める工業由来co2増加は気温変化では説明できない。」 この説明では、co2濃度と気温の関係そのものを否定しているので、槌田説だけでなく、co2増加が気温変化の原因であることも否定することになるように思います。 それにしては、短期的微小変化と気温変化の一致は気になります。仮にco2が気温の原因だとすれば、大量に放出された工業由来のco2に追随して気温が上昇しないのはおかしいことになります。 逆に、気温がco2濃度の原因だとすれば、説明はつきます。工業化が原因で大量のco2が発生しますが、それに対応して気温は変化しません。一方で、何らかの気象要因で気温は短期的に変化しますが、それに対応してco2濃度も短期変化します。都合、工業化原因の長期的co2変化に、気温原因の短期的co2変化が重ね合わされるという説明です。 工業由来の変化の原因は文字通り工業化に決まっているわけで、気温で説明できないのは当たり前といえば当たり前ですが。実際は上の説明みたいに単純ではないでしょうが、大まかなところ、どうなんでしょう? |
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