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記事番号: | 1662 |
タイトル: | Re: 【傍聴メモ2006/12/01(4)】修正追加以外の議論は別スレでお願いします |
名前: | apj |
投稿日時: | 2006/12/03(Sun) 01:18:54 |
URL: | 未入力 |
(続きです) Q.原告が環境ホルモンについてどういうスタンスでやっていたか知っていたか? A.研究していたことは知っていた。(環境ホルモンについては)人類の重大事のように言う人もいるが、そういう人ではないと思った。2000年ごろ、琵琶湖に入る環境ホルモンの研究をしていた。ビスフェノール、ノニルフェノールの問題は、人間の尿によると報告していたので、冷静な研究者だと思っていた。 Q.アブストラクトがセッションの目的から外れているということだが、陳述書の(1)ー(6)についてのどれかか、あるいは全てか。(この1−6は、中西→松井のメールで、シンポジウムの発表内容について再考を促した際のメールの過剰書きの項目である)。一部でもよいのか。 A.そうです。 Q.「最終的な判断は……」とある。何をどう話すかは松井先生にゆだねられていたのではないか。 A.会にはテーマがある。テーマに沿っていただくのは当然。しかしあまり細かいことまで決めるのは……。 Q.打ち合わせはあったか。 A.あった。 Q.内分泌撹乱物質について15分、2回目にリスクコミュニケーション、という話があったか。 A.覚えていない。 Q,乙5−2、15ページ。松井さんの発言が終わった後の内山さんの発言「後半での第二ラウンドにコミュニケーションのことをお話いただけるということでしたので、お願いします。」とある。記憶しているか。 A.リスクコミュニケーションについて話さなければならないのに、前半では話がなかったので、後半こそとお願いしていると受け取った。 Q.内容は全部聞いていたか。 A.はい。 Q.全部理解できたか。 A.難しい。 Q.環境ホルモンは終わった、とは? A.次はナノへのチャレンジと言ったから、そういうことを言ってるのかと思った。 Q.甲1「……終わった。」「要するに……終わった」。松井さんが言ったということか。 A.言ったとは書いてない。そういう意味だと思った。 Q.陳述書に書いてある「終わった」と「一段落した」は同じか。 A.表現の問題だ。 Q.ナノ粒子の有害性を問題にしよう。「大きな問題」というのは同じことか。 A.同じではない。 Q.松井さんがナノの研究をテーマにすると思ったか。 A.松井さんがナノの研究をテーマにするとは思わなかった。社会として次の問題はナノだという主張と受け取った。 Q.甲8の13図は見ることができたか。(京都新聞記事) A.見出しは見えた。 Q,どこに居たのか。 A.ステージの上。後ろを見てスライドを見ていた。 Q.13図までに、解毒機構について説明していたことはわかったか。 A.11図は解毒機構でした。12図はベンゾaピレンの代謝メカニズムだった。 Q.13図と甲1の6行目について。「スライドに出た記事が、何新聞の記事かは分からなかったし、見出しも、よく分から なかった(私の後ろにスクリーンがあり)ナノ粒子の有害性のような記事だったが、 詳しくは分からなかった(読みとれなかった)。」とあるが、記事はスライドで見れなかったのか。 A.見てます。 Q.「環境ホルモンは終わった。次はナノ」とはどういう意味か。 A.(松井さんが)自分で始めるとは思わない。次はナノですという発言に驚いた。リスクコミュニケーションをいかにすべきかを考えるシンポジウムで、リスクコミュニケーションとしては最もやってはいけない方法でやったから驚いた。 Q.なぜその場で原告に言わなかったのか。 A.false nagateve, positiveの方が重要だと思った。全てを座長が取り上げることはない。 Q.乙11陳述書10項12ページ。「まさに……」大事なことを取り上げなかったのは議長の職責としてどうか。(リスクコミュニケーションとしてはやってはいけないことをしたというのはシンポジウムにとって重要なはずだが、なぜ話題にしなかったのか、という意味) A.たった1つか2つだけを取り上げる。ここで議論すべきものは何かを3件ほど選んだ中に入らなかった。 Q.「議長には制約」乙11,11ページ。他のパネリストの発言の関係か A,その通り。 Q.乙5−2。28ページ。パネリストが終わって司会を引き継いだ直後、「プレゼンテータのお二方……」でfalse negativeの話をしているが、ここで指摘してもよかったのでは。 A.議題の選択の問題。 Q.シンポジウムの終了後に確かめなかったのか。 A.していない。 Q.発言の主旨を確認しようと思わなかったか A.非常にまずいことで、確かめる必要もない。 Q.人を批判するとき、前提を確認しているか、 A.今回は間違っていない。 Q.一般論として確認するか。 A.書いてあるものが全てである。質問することはある。書き手にとっては書いたものが全てである。 Q.ホームページの影響の大きさについて。1456000人が見に来ているが、特に他人の批判をすることに基準はないのか。 A.間違っていればそれだけのアクセスはないはず。 Q.書いていいことと悪いことの基準はないのか。 A.私の基準でやっている。間違いがあれば直す。 Q.間違いがあれば事後的に直せばよいのか。 A.間違いが無いように努力している。 Q.原告からの抗議を出していないのは。 A.調べてからにするつもりで、まだ時期ではなかった。掲載しろという要求もなかった。 Q.学問的な批判とは。 A.リスクコミュニケーションについていえば、従来の学問とは違う。どうやって伝えるか、が学問の内容。リスクコミュニケーションの内容について述べることは学問的な批判である。 Q.ある人がリスクコミュニケーションについてやったことについて批判するというのは A.仮定が多くて答えるのが難しい。 Q.原告の主張する、学問の発展の方法…… 裁判官「答えやすい質問にしてください」 |
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