環境ホルモン濫訴事件:中西応援団(判決確定につき、新規投稿受付は停止)


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記事番号:1852
タイトル:一日経って、外野席の感想など
名前:apj
投稿日時:2007/03/31(Sat) 14:34:41
URL:未入力
 判決はまだ確定していませんが、外野の動きについて、私の予想と外れたところをまとめてみました。

【予想】原告代理人が、最初のプレスリリースに続いて関連市民団体にプレゼンして中西バッシングの動きを作って、抗議文を最低一通は中西氏に送りつける。
→アジテーションは最初のプレスリリース(2005/03/17)だけ。応援団が立ち上がったのが2005/07/15だから、時間的には応援団の方がすっかり出遅れていたはずなんだけど、原告側のネット上の動きが意外なほどに全く無かった。用意周到にプレスリリースまで用意した割には全く後が続かなかったのが謎。

【予想】化学物質問題市民研究会が核になって反中西キャンペーンをネットで展開する。
→訴状やプレスリリースをネットに上げたまではよかったが、中西氏の住所を伏せ字にするのを忘れるというチョンボ。それでも、伏せ字対応した後再び訴状を公開し「プライバシーへの配慮が足りなかったことはお詫びしますが、訴訟について議論することは必要なので訴状の掲載は継続します」と何食わぬ顔で原告側の情報提供サイトを担うこともできたはずだが……。あそこでプロパガンダを止めてしまったら意味が無いんじゃないの?プロパガンダが命のはずの市民団体にしては根性が足りない気がする。

【予想】環境ホルモン学会が訴訟への関与を認める。あるいは全く無関係で勝手に名前を使われたと主張する。
→謝罪文掲載先がニュースレターだというのを事前承諾したら、学会がどう関与してるのかと注目されるのは当たり前。関与してないとしても、じゃあ広告の掲載基準はどうなのか?と、会員とそうでない人の両方から疑問を持たれる上、会員に対する説明責任だって生じるだろう。いっそ、「承諾したのはうかつでした。世間知らずの学者なもんであいすみません。でも承諾しちゃった分は今さら取り消せないから今回だけは大目に見てください。以後気を付けます」とあっさりゴメンナサイしちゃえばそれで済んだものを、会長がわざわざ後から「中立です」などと主張しちゃったから、今度は訴訟の結果についてどちらが勝ったとしても結果を報告しないといけなくなってしまっている(そうでないと「中立」とはいえない)。思ったより逃げ方が下手>環境ホルモン学会。

【予想】松井応援団のサイトができて、原告代理人の関わっている市民団体も合流して応援活動を繰り広げる。
→ネット上で松井支持の意見を出しているサイトは探しても見当たらなかった。大勢の若い研究者を育ててきたのなら、その中の何人かが応援を始めても良さそうなものだが……。

【予想】紙媒体の頃からの中西ファンが別に支援団体を結成、たすきかはちまきでも身につけて裁判所の前でビラを配ったりする(ありがちなアノ光景が見られる)。
→実はこれが一番意外だったこと。てっきり昔からの中西ファンがその立場で支援表明するだろうとか、中西氏の意見に賛同する市民団体が集まるだろうとか思っていたんだけど、その動きも無かった。原告被告の普段の活動からいって、双方にそれぞれ支持する市民団体がありそうなのに……。
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