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記事番号: | 1851 |
タイトル: | Re: 【判決】原告、反訴原告ともに請求棄却 |
名前: | 酔うぞ |
投稿日時: | 2007/03/31(Sat) 10:47:27 |
URL: | 未入力 |
無事に見えましたので、版権分の感想など。 まだ、詳細には読んでいませんが、この判決確定すると良い判例になるかと感じます。 裁判には、庶民の直感的な社会秩序感覚に法的な説明をする、という面があるわけですが、それが非常に良く表されていると思います。 結局、原告側の主張の根幹は「シンポジウム中の話をHPに持ち出すな」から始まっていたのでしょうが、そうすると「公然と批判できない」というのが応援団のほとんどの方の判断でしょう。 裁判所はこの点について「HPの実績から見て許される」としたように読めます。 誠に庶民的常識に沿ったもので、かつ突然非難中傷のためのHPを立ち上げる場合などととは一線を画している、とても丁寧な説明だと思います。 わたしは「インターネットで発信者は度屋って信頼を得るのか」という問題について、「継続して情報発信するしかない」と主張しています。 その点からも、うまい説明だなと思いました。 敗訴した原告は基本的には「批判は専門家=シンポジウムの中だけに限定するべき」という観点は譲らないでしょう。 つまりは「HPなどといういかがわしいモノには価値がない。シンポジウムでの発表が上位だ。よって、HPでの批判はシンポジウムでの発表そのもの信用を毀損する」といった論理展開をしても不思議ではないように思います。 しかし、裁判長はなかなか良い判決文を書いてくれた。 と思います。 |
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