環境ホルモン濫訴事件:中西応援団(判決確定につき、新規投稿受付は停止)


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記事番号:1740
タイトル:Re: 書証を追加
名前:chem@u
投稿日時:2007/01/06(Sat) 16:54:15
URL:未入力
>どなたか、研究の”成果”にあたってみてくださいよ。

中下さんの以下の文章に集約していると思われ。
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_44_01.html
> 環境ホルモン問題については、環境省までが「大した問題ではなかった」として対策を縮減してしまったため、最近では新聞での報道もほとんどなくなってしまいました。

実際のところ
http://camomile.env.kyoto-u.ac.jp/ehormone/hajimeni/mokuteki.htm
> 本研究で運営する研究領域の目的は内分泌撹乱物質の環境リスクを明らかにすることである。
> 研究成果を統合し、数物質について、きっちりとしたリスク評価を行い、成果を公表するとともに、環境行政に対する提言を行う。

と言う目的を掲げていたわけで、

明らかにした環境リスク 大した問題ではなかった
環境行政に対する提言 成果が示す意味がそのまま理解され行政に生かされた

という成果を得たと見ていいんじゃないでしょうか。
本人たちは望んでいない方向性だったかもしれませんけど。

大将が
> 環境ホルモンの影響は、未だ不明なところが沢山あり、その解明が重要であること、つまり環境ホルモン問題は終わっていない旨の発言をしました。
とか

> 吉川先生のご質問、山形さんの問題提起、それぞれ重要な問題でして、科学者がどれだけ対応できて、一般の人に重要な情報を出せるかということにかかってくるわけですね。その作業はまだ出来ていません。研究が終わったばかりの段階なので、これからです。
とか

言ってる現状は、昨年引用した審査部会の評価を
『一部の機構解明に留まり、未だ不明なところが沢山あり、まさに「わからないことがいかに多いかということがわかった」』
と言い換えてもおかしくないですね。

実際のところ、若手対象予算で辛口審査されたケースでは、当初目的の達成度という視点で評価されていて

> 最終報告書の内容もこれまで行ってきた事の説明にとどまっており、当初計画と当事者の技術力に関する本人の見通しが甘かったと判断せざるをえない。

とか

> 研究開始当初の目的が達成されず、研究成果が不明。

とかの評価が下されてる例があります。
こういった評価が下らずに済んでよかった、と見ることもできるかも?

・・・明日は我が身ということもありうるので、なんとも書きにくい内容でした。
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