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現在位置: 平成27年(ワ)第8495号(EM出口vs.左巻) / 本件訴訟の経緯

本件訴訟の経緯

期日は網羅したつもりですが、弁論準備だったのか口頭弁論だったのかが曖昧にしか把握できなかった回がちらほら……。

名誉毀損の場合、真実性の判断基準時は口頭弁論終結時だが、真実相当性の判断基準時は問題となった言説がなされた時なので、出口氏の行為についていつの時点までに何を知り得たかということが重要。ニセ科学言説に対する批評は、言説が出た時点でニセという判断ができるので、あまり問題ではないかも。



  • 2013/05/15 「DND出口氏の記事にある青森市立西中校長インタビューの事実関係の確認」(かたせ)
    ブログ記事なので最初から公開。
    左巻さんが知ったのは、2013/12/03以降。
  • 2012/10/05 「インチキを教えることを正当化するEM擁護の主張」(天羽)
    天羽は片瀬さん経由でDNDメルマガを知った……ような。
    この時期に左巻さんは本当に出口氏の存在を知らなかったのか?ツイッターで言及とかしてないか要確認。
  • 2013/10/13 ジャパンスケプティクス公開討論会「 EM について考える」開催
  • 2013/11/01 片瀬さんにクレーム。
    2013年11月1日にブログで情報公開 (メールやりとりは2013年10月31日~11月1日)
    http://d.hatena.ne.jp/warbler/20131101/1383307986
  • 2013/12/02 日本科学者会議にクレーム。
    出口氏:元新聞記者、ジャーナリスト、大学客員教授、を名乗った。
    メールによる。左巻さんがこのメールの存在を知ったのは2013/12/03。
  • 2013/12/04 左巻さんのブログ記事(甲2関連)
    「出口俊一氏は、それも信じ込む真正のおばかだと 思う。普通の頭なら載せないだろう。」
    「真正のニセ科学。
    →「EM1号の入った容器の上でウイルスを培養す ると、EM1号が添加されたのと同様にウイルスが 失活する」。」
  • 2013年12月前半〜中旬 出口氏が国立天文台に連絡。大石さんの件で。
    出口氏はEM研究機構の名刺のみを置いていった。 「営業妨害だ」と主張。
    具体的な内容の記録は天文台にて探索中。
  • 2014年3月末 神田外国語大学に出口氏がクレーム。(これが最初の電話)
    電話。2014年4月2日にtweet、まとめ。http://togetter.com/li/650324
    出口氏、神田外語大学広報部に電話。「EM研究機構」の人間であると名乗り、飯島の発言やパネルの内容(2013年9月の日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会のもの)などが名誉毀損なのではないか、EM研究機構は被害をこうむっている、大学としてどう対応するのか返事が欲しい、とのこと。大学側では学事部も含めて話し合い、特に返事はしなかった。
  • 2014/04/01 国立天文台に出口氏がクレームをつけた件について大石さん→左巻さん、DM
    「ウチの職場にもDNDが突撃してきたみたいです。EMのことだけは書かないで、などと上のほうが言っているので。それだけ私達の批判がEM側に効いてきているということです。」
    飯島、上記の「EM研究機構」からの電話があった旨をtwitterに連続投稿し、まとめる。EM開発にたずさわった比嘉照夫氏の講演文字起こしの中で「フジテレビを爆破」したい、批判者に莫大な損害賠償を、などの文言があったので、「EM研究機構」からの圧力である、と判断したため。
  • 2014/04/01 飯島さん→左巻さんにDM
    「いつ来るかと思っていたら、とうとう来ました。EM研究機構の出口という人が神田外語大の事務方に「飯島のやっていることは名誉毀損だ」と言って来たそうです。事務方も能がなくて、「先生の研究のことは分からないので、出口さんに先生から連絡をとってください」と言ってきました。」

    「私はEMについて事務方に説明のメールを送り、EM研究機構に連絡をとるつもりは今後ともないことを説明し、手間をかけて申し訳ないけれども事務方でシャットアウトしてほしいと頼みました。小波さんの所にも同様な話が前からあるけれども大学事務方がシャットアウトしてくれているそうです。」
  • 2014/04/02 出口氏、大学広報部に再び電話。大学側は特に返答せず。
  • 2014/05/31 出口氏が松永先生にクレーム。
    メールにて情報共有。
  • 2014/06/19 出口氏が、体調が悪いので会いたくないと言っている松永氏を無理矢理訪問。
    メールで情報共有。
  • 2014/07/18 朝日新聞にクレーム。
    2014年7月18日のこれ? http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm140718.html
    「指摘した」しかないけど、もっと詳しい情報他にあった?
  • 2014/07前半 出口氏が国立天文台にクレーム。
    「勤務時間内にツイートするのは職務専念義務違反ではないか。天文台として謝罪しろ」と要求。
    首脳部としては、(1)裁量労働制対象なので勤務時間が定められていないし、研究者が自らの責任において社会に発信することは止められない、(2)国立天文台の業務ではない以上、国立天文台が謝罪することもない、との回答をまとめ、沖縄のEM研究機構を訪問してその旨を説明した。その場にも出口氏がいた。
  • 2014/08/17「EM菌界の突撃兵 出口俊一氏」と学会誌33
    「要するに やってることはヤクザそのものである。記事に対して記事による反論ではなく、著者と面会して個別撃破しようとす るスタンスは、そもそもジャーナリストですらない。」
  • 2014/08〜 「学界のトンデモ 出口俊一」暗黒通信団
    「EM菌界の突撃兵 出口俊一氏」と同内容。
  • 2014/09/18 神田外国語大にEM研究機構の安里氏から配達証明郵便2通。
    「EM研究機構」代表取締役の安里勝之氏から神田外語大学学長に配達証明郵便。以下抜粋。「飯島明子准教授が、弊社の技術をネット上で繰り返し批判し、昨年9月27日に東北大学(仙台市)で開催された日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会では、「有機汚濁水域の浄化にEMが効かない」「EMはニセ科学」「学生が騙される前に」「オウムにひっかかったことをわすれてはならない」等々が記載されたポスター発表をおこなっております。
     過日、弊社の関係者が飯島准教授のご発言に関して貴大学にご相談のお電話を差し上げましたが、未だご返信を頂けないため、改めて書面にてお送りいたします。」(下線、飯島)
    これに対して9月29日に発送された学長からの返信の抜粋。「本学所属の教職員において、法的に明かに違法な行為を行っていると認められた場合は、然るべき措置を講じる制度が整っておりますが、本学では所属教員の個々の研究の自由を認めており、貴機構と飯島准教授の間で生じた案件に関しては大学として一切関与致しません」
  • 2014/10/21 「出口俊一氏についての【謎】」左巻さんのブログ。(甲5関連)
    「要するにやってることはヤクザそのもの」の部分を引用して紹介。
  • 2014/10/29 左巻さんツイッター発言。ヤクザそのもの、を引用したブログ紹介。及び類似ツイート数回。
  • 2014/12月上旬〜中旬 出口氏、大学広報部に再び電話。「近くまで行く用事があるので、会って欲しい」とのこと。広報部職員は一旦は了解したものの、業務繁多の時期でもあり、来訪しないでほしいと出口氏に連絡。
  • 2014/12/16 神田外国語大学にクレーム。
    http://togetter.com/li/758789より。
    しかし出口氏は「近くまで行くので」と、広報部に断られているにもかかわらず来訪。広報部職員と事務局長が応対。このとき、出口氏は5種類の名刺を手渡した。1)DND代表取締役社長、2)EM研究機構顧問、3)金沢工業大学客員教授、4)桧家ホールディングス取締役、5)journalist、の5つである。これまでの一連のやり取りの中で、出口氏は「EM研究機構」とだけ名乗っていたので、それ以外の肩書きがあるとは大学側は全く認識しておらず、「ジャーナリスト」であるという認識も全くなかった。
    この時の出口氏は、「飯島は“出口から恫喝された、EMはヤクザのような団体だ”とネットで広めている。こちらはそのようなつもりはなかった。あなたがたが飯島に誤解を生むような伝え方をしたのではないか」と言い、広報部職員側は「誤解を生むような伝え方はしていない」と回答した。
    出口氏は、「資料をまとめてまた来る」と言って帰ったが、その後は何もない。
  • 2015/01/26 出口氏が訴状提出
  • 2015/02/21 松永先生のところに内容証明郵便。不在配達表の日付がこの日?調査中
  • 2015/05/19 第一回口頭弁論
    原告は準備書面1提出。被告は答弁書提出。
  • 2015/06/30 第二回口頭弁論
    原告は準備書面2提出。
    被告は第1準備書面、乙1号証の1〜4、乙2号証、乙3号証を提出。
  • 2015/08/05 弁論準備手続
    原告は準備書面3提出。
  • 2015/09/17 弁論準備手続
    原告は甲6〜甲10まで提出。証拠説明書2提出。
    被告は第2準備書面及び第3準備書面提出。
  • 2015/11/19 弁論準備手続
    原告は甲10の1〜甲25まで提出。証拠説明書4提出。
  • 2016/01/21 弁論準備手続
    ※双方が陳述書を提出した。 原告は甲26号証(出口陳述書)を提出。
    被告は乙8号証(左巻陳述書)、乙9号証(飯島陳述書)を提出。
  • 2016/04/12 第三回口頭弁論
    ※双方当事者尋問
  • 2016/06/14 第四回口頭弁論
    原告は準備書面5、甲31〜35号証、証拠説明書7提出。
    被告は第4準備書面提出。
  • 2016/08/30 第一審判決
  • 2016/09/02 原告が控訴
  • 2016/12/20 控訴審
    原告 控訴状、控訴状訂正申立書、控訴理由書、甲36〜甲47、証拠説明書提出
    被告 控訴答弁書提出
  • 2017/02/23 控訴審判決